何十年も続く肩の痛みと眠りの浅さ??鍵は「食いしばり」より“骨盤とお腹の重さ”かもしれません

(画像はご利用される骨盤エクササイズイベントのイメージです。
本文記事とは関係ありません。)
「ずっと肩が痛い。もう何十年も」
「夜中に目が覚めてしまう」
「食いしばりがある自覚はある」
こうした不調は、肩や首だけをがんばってゆるめても、
なかなか変わらないことがあります。
その理由のひとつが、体の“土台”と“前側(お腹側)”の硬さです。
今回は、長く続く肩の痛みと眠りの浅さを抱えていた
お客様の例をもとに、骨盤・お腹・食いしばりが
どうつながるのかを、できるだけ分かりやすくまとめます。
※医療的な診断ではなく、整体の現場での
気づきとしてお読みください。
■ お客様の目的:「長年の不調を、根本から変えたい」
この方が来店された理由は、とてもはっきりしていました。
- 何十年も続く肩のこりを軽くしたい
- 体が動かしづらい状態を変えたい
- 食いしばりと、それに伴う眠りの浅さ(途中で起きる)を改善したい
育児期から続く不調が長く積み重なり、
「今度こそきちんと整えたい」と決めて
来店されたケースです。
ご家族の後押しもあり、
“その場しのぎ”ではなく“土台から”を選ばれました。
■ 施術前に見られた状態:肩だけでなく、全身のサインが出ていた
施術前の状態は、肩の痛みが中心にありつつ、
体は色々なサインを出していました。
- 右肩:腕を上げると不調が出やすい
- 食いしばり:自覚あり(肩の不調に関係している可能性)
- 眠り:夜中に目が覚める
- 足:内側がつることがある(外反母趾はあるが不調は少ない)
- 体調:食事がうまく摂れない時期があり、ふらつきを感じることも
- 口まわり:舌のしびれがある
ここで大事なのは、肩の不調が
「肩だけの事件」ではなく、
睡眠・食事・循環・噛みしめと絡み合った
“体全体の状態”として現れていた点です。
■ 「食いしばり=悪」ではなく、“力みが抜けない体の仕組み”を見直す
食いしばりは、意思だけで止めるのが
難しいことがあります。
なぜなら、力みは「性格」ではなく、
体が無意識に作る緊張のクセだからです。
例えば、体の前側(胸?お腹)が硬いと、
- 呼吸が浅くなる
- あご周りに力が入りやすくなる
- 肩がすくみやすくなる
結果として、食いしばりが強まり、
肩の痛みも長引く…という流れが起こります。
■ 反応が大きかったのは「お腹の整体」だった
施術中、特にお客様の反応が大きかったのは
お腹まわりの整体の場面でした。
整体師が、施術の前後でお腹の厚みの
変化を確認するよう促すと、
「重さがなくなっちゃった」
「軽くなりました」
と、驚きと喜びの声が出ています。
ここは、当店の骨盤エクササイズの
考え方とも一致するポイントで、
骨盤まわりは“後ろ側(腰・お尻)”
だけでなく、“前側(お腹)”
とも深く関係するという視点です。
お腹側がゆるみ、骨盤の動きが出ると、
体は「守りの力み」をほどきやすくなります。
その結果、肩やあごの緊張が抜けていく方が
少なくありません。
■ 施術後の変化:体が明るく、軽くなる
施術直後、お客様は
「ぼーっとする」
「ふわふわする」
「自分じゃないみたい」
と表現されました。
これは、怖い変化ではなく、
体が緊張をほどいた時の“リラックス反応”
として現れることがあります。
さらに、
- 体全体が軽く感じる
- 特に「重かったお腹」が軽くなった
- 顔色が明るくなった
- 右肩の痛みがやわらいだ
- 食いしばりが軽くなり、肩まわりが楽になった
という変化がありました。
一方で、舌のしびれは施術直後に大きな変化が
出にくいこともあり、
体調を見ながら継続的に確認していく流れになります。
■ 長年の不調ほど「戻り方」を育てるのが大切
長く続いた不調は、いきなりゼロにはなりません。
ただ、体は必ず“変わる方向”を持っています。
この方には、週に一度程度のメンテナンス提案がありました。
理由はシンプルで、
- 体が力みを覚えた年数が長いほど
- “戻る感覚”を反復して定着させる必要がある
からです。
次回以降も、全身・骨盤・お腹を土台にしつつ、
必要に応じて顔まわりのケアも組み合わせ、
食いしばり→肩の痛み→眠りの浅さ、という連鎖の
“根”をほどいていく方針になります。
■ 「骨盤から整える」を、学びとして身につけたい方へ
このケースが教えてくれるのは、
- 肩の痛みは、肩だけを追いかけない方が変化しやすい
- 食いしばりは、意思より“体の緊張の仕組み”で起きやすい
- 骨盤とお腹の重さがほどけると、全身が軽くなることがある
ということです。
当サロンでは、こうした視点を「感覚」だけで終わらせず、
安全に再現できる形で学べる講座もご用意しています。
- 骨盤と全身のつながりの見方
- お腹まわりの“重さ”をほどく考え方
- 食いしばり・肩こりにつながる生活背景の読み取り
ご自身やご家族のために、また将来の働き方の選択肢として学びたい方へ。
まとめ
何十年も続く肩の痛みと眠りの浅さは、
食いしばりだけでなく、骨盤とお腹の“重さ”が
関係していることがあります。
体が軽くなるのは、がんばって正した時ではなく、
ほどける方向に切り替わった時。
そのきっかけを、骨盤から作っていきましょう。
