左に向けない首と片足で立てない不安定さの正体


(画像はご利用されるお子様連れのお客様のイメージです。
本文記事とは関係ありません。)

 

「左がつらくて、左に向けないんです。
でも右は向けるんですよね」
今回の施術は、そんな一見すると軽そうに見えて、
実は日常動作に大きく影響する不調から始まりました。

 


 

施術前の状態|左側だけがつらい理由

 

ご来店時、お客様の主な訴えは以下の通りでした。

  • 左肩?首にかけての違和感と可動制限
  • 左に首を回すと止まる感じがする
  • 右側は問題なく動く
  • 片足で立つとふらつく

 

「足は大丈夫だと思うんですけど…」
と話されていましたが、
片足立ちを試すと軸が定まらず、
本人も不安を感じている様子でした。

 

また、ソファで寝落ちしてしまう生活が続き、
背中全体の硬さも確認されました。

 


 

実は多い「筋力があるのに使えていない」ケース

 

検査を進めていくと、筋力そのものが弱いわけでは
ないことが分かりました。

 

ポイントは体幹とお尻(臀筋)の使い方です。

 

特に左股関節では、外側ばかりに力が逃げ、
内側(体の中心)に力を集めにくい状態。
このクセが、首や肩の左右差、片足立ちの
不安定さにつながっていました。

 


 

施術中の変化|体幹を使うと動きが変わる

 

施術中に行ったのは、強いマッサージではありません。

 

・恥骨を少し引き上げる
・お腹を軽く引き込む
・お尻を「ギュッ」と締める

 

たったこれだけの指示で、足の持ち上げやすさが
その場で変化しました。

 

さらに、お腹を引き込むと、張っていた
股関節外側がふっと緩む感覚も体感。

 

「お?」という表情が出る瞬間は、
身体が正しく反応しているサインです。

 


 

施術後の状態|原因は“お尻に力を入れない癖”

 

施術後、首を左に向ける動作はスムーズになり、
「もう大丈夫です」と即答されました。

 

片足立ちはまだ完璧ではないものの、
お尻に力を入れてから立つと、軸が通ることを鏡で確認。

 

この時点で、関節や神経の障害ではなく、
力の入れ忘れによる不安定さであることが共有されました。

 


 

なぜ首と足の問題が同時に起きるのか

 

首と足は離れた場所ですが、身体の中では連動しています。

  1. 体幹が使えない
  2. 骨盤が安定しない
  3. 股関節の外側に頼る
  4. 左右差が生まれる
  5. 首・肩にねじれが集中

 

この流れが続くと、「左だけつらい」
「片足だけ不安」といった症状が現れます。

 


 

次回以降の施術とセルフケアの方向性

 

今後は以下を中心に進めていきます。

  • 首?肩甲帯の動きの左右差調整
  • 背中(胸椎)の柔軟性回復
  • 体幹(腹部)の使い方再学習
  • 臀筋を使った片足立ち練習

 

日常では、信号待ちや歯磨き中に
「お尻を締めてから立つ」練習がおすすめです。

 


 

痛みがない=問題がない、ではありません

 

今回のように、

  • 強い痛みはない
  • 検査では異常が出ない
  • でも動きにくい、不安定

 

そんな状態こそ、身体の使い方を見直すサインです。

 

「楽に動ける体」を作ることが、
結果的に痛みを遠ざけます。

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