産後の骨盤ケア、自己流で迷わないために。安全の目安と“続く運動”を手に入れる方法


(画像はご利用される骨盤エクササイズイベントのイメージです。
本文記事とは関係ありません。)

 

産後の骨盤ケアは
「やった方がいい気はするけど、何をどれくらい?」
で止まりやすいテーマです。

 

痛みがあると動くのが怖いし、
痛みがないと後回しになりがち。

 

さらに子育て中は時間も途切れます。

 

この記事では、医学的ガイドライン・研究
根拠にしながら、
産後の骨盤ケアを「安全に」「続く形」で
生活に落とし込むポイントを、
できるだけ分かりやすくまとめます。

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1)まずは安心の土台:「産後の運動」は“体調に合わせて”推奨されている

 

「産後は安静が正解?」と不安になる方は多いですが、
国際的な指針は“できる範囲で動く”方向です。

 

ポイントは「たくさん運動する」ではなく、
自分の体調に合わせて、続けられる範囲でという考え方です。

 


 

2)統計で見る“産後の悩みの多さ”と「相談の壁」

 

産後の腰?骨盤の痛み(lumbopelvic pain)は
決して珍しくありません。

 

ある研究では、出産後のlumbopelvic painの
有病率が高い一方で、
相談(受診)に至る割合は低いことが示されています。

 

「相談したい気持ちはあるのに、動けない」という
ギャップが起きやすい領域です。

 

参考(研究):
Gap between the prevalence of and consultation rate for postpartum lumbopelvic pain(研究概要ページ)

この「相談の壁」を越える方法のひとつが、
負担が少ない運動(エクササイズ)を、
安心して始められる形で知ることです。

 


 

3)骨盤底筋トレーニング(PFMT)は“推奨されるケア”として研究が厚い

 

産後の尿もれや下腹部の不安感などが
気になる方に関連するのが、骨盤底筋(pelvic floor)です。

 

骨盤底筋トレーニング(PFMT)は、
女性の尿失禁に対して推奨される治療のひとつとして、
Cochraneレビューでも扱われています。

 

参考:
Cochrane: Comparisons of approaches to PFMT for urinary incontinence in women (2024)

ただし大事なのは、回数より“やり方”です。

 

力みすぎたり、呼吸を止めたりすると、
続かないだけでなく違和感につながることもあります。

 

だからこそ、正しい感覚のつかみ方を学ぶ価値があります。

 


 

4)自己流で迷わないための「安全チェック」

 

次のような場合は、運動で様子見にせず、
医療機関へ相談するのが安全です。

  • 強い痛みが続く/悪化している
  • しびれ、力が入らない感じがある
  • 発熱、強い倦怠感、急な体調変化がある
  • 出血や分娩に関する医師の注意がある

 

一方、特に問題がなければ、産後の運動は
「小さく始める」のがコツです。

 

“毎日やる”より、“できる日にやる”の方が続きます。

 


 

5)今日からできる「週2回×5分」ミニプログラム

 

産後のケアは、完璧を狙うほど止まりやすいです。

 

まずは週2回×5分だけ、次の順番で試してみてください。

  1. 呼吸(1分):吐く息を少し長めに。肩の力を抜く。
  2. 骨盤の位置チェック(1分):左右の重さの違いを感じるだけでOK。
  3. やさしい動き(2分):小さく、ゆっくり。痛みが出たら可動域を減らす。
  4. 終わりの整え(1分):「軽くなった方向」を覚える。

 

「短い成功体験」を積み重ねると、体が変わる前に、続ける自信が育ちます。

 


 

6)“自分のため”が“誰かのため”に変わる。インストラクターという選択肢

 

産後ケアを学んでいるうちに、
こんな気持ちが出てくる方がいます。

  • 同じ悩みのママに伝えたい
  • 子連れでもできる運動の場を作りたい
  • 地域で小さく活動してみたい

 

そのとき役立つのが、理論+実技+伝え方をまとめて学べる場です。

 

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事前学習(理論)と会場での実技、
修了課題を通して「人に伝える形」まで落とし込めます。

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参考リンク(ガイドライン・研究)

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療の代替ではありません。強い痛みや体調不良がある場合は医療機関へご相談ください。

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