産後の「恥骨まわりの痛み」と「左側の重さ」―抱っことデスクワークで起きやすい体のくせを整える

(画像はご利用されるお子様連れのお客様のイメージです。
本文記事とは関係ありません。)
産後しばらく経ってから、こんな違和感が増えていませんか?
- 恥骨のあたりが引っぱられるようにつらい
- 腰や骨盤まわりが重だるい
- 背中から体の横が固く、呼吸が浅く感じる
- 立ち上がるのが面倒に感じる
- 左右で体の軽さが違う(片側だけ重い)
当サロン(子育てママの整体サロン)には、
産後の育児とお仕事(座りっぱなしの作業)が重なって、
体の違和感が強くなった方がよくいらっしゃいます。
「骨盤だけ」では説明しきれない不調がある
産後の不調というと「骨盤」が話題になりやすいのですが、
実際には骨盤の周りの筋肉や靭帯(じんたい)、
さらに抱っこのくせや座り方が重なって、痛みや重さが出ることが少なくありません。
当サロンでよく見られるのは、次のような組み合わせです。
- お腹に力が入りにくく、腰が反りやすい(お腹が前に出る)
- 肩が丸まり、頭が前に出やすい
- 骨盤が開きやすく、左右差が出やすい
- 片側で抱っこしやすく、体がねじれやすい
この状態が続くと、恥骨の近くや股関節の前側が引っぱられたり、
腰や背中が固まったりしやすくなります。
施術中の会話から見えた「本当に困っていること」
当サロンでは、はじめに体の困りごとを丁寧にうかがいます。
例えば、こんなやり取りです
(個人が特定されないように内容は整えています)。
整体師:「いちばん気になっているのは、どのあたりですか?」
お客様:「体のゆがみと腰まわりが気になります。
あと、恥骨の内側がつらいです。背中から体の横がガチガチなのも不快で…。」
整体師:「その辛さは、骨というより、引っぱられて辛い感じに近いですか?」
お客様:「はい、横側のところが引っぱられる感じです。
ストレッチすると内側が痛くて、つらい時があります。」
このように、言葉にしていただくことで、
「どこが原因になりやすいか」の見当がつきます。
恥骨の近くがつらい場合、骨盤そのものよりも、
股関節の前側や周辺の張りが関係していることもあります。
体の「左だけ重い」には、よくある理由がある
見た目の左右差が少なくても、体の中では差が出ていることがあります。
今回の例でも、本人の感覚としては「左右どちらもつらい」が
出発点でしたが、動きを見ていくと左の動きにくさや重さが目立ち、
肩甲骨まわりや背中の固さにもつながっていました。
抱っこ、授乳、寝かしつけ、座りっぱなしの作業――
これらは毎日続くため、少しのくせが積み重なりやすいのです。
施術で大切にしているのは「戻る前提で、少しずつ安定させる」こと
産後の体は、日によって変化します。
抱っこや睡眠不足で、整えた状態が戻りやすい時期もあります。
そこで当サロンでは、はじめから「一度で全部を変える」よりも、
戻ることを前提に、段階的に安定させる考え方を大切にしています。
施術中にも、こんな確認をします。
整体師:「今の時期は、整えても戻りやすいことがあります。
無理のない間隔で、少しずつ『良い状態が続く日数』を
増やしていく形でも大丈夫です。
ご負担の少ない通い方は、どんな形が良さそうですか?」
お客様:「続けて整えたほうが安心かもです。
状況を見ながら相談したいです。」
「戻る=失敗」ではありません。
育児をしながら生活している限り、
戻りは自然に起こります。
大切なのは、戻りにくい体の使い方を少しずつ増やすことです。
当サロンで整える順番
当サロンでは、次の順番で体を見ていきます。
1)呼吸と胸の開き
背中の固さが強い方は、呼吸が浅くなりがちです。胸まわりが開くと、肩や背中がふっと軽くなる方もいます。
2)背中・腰・骨盤まわりの動き
背中から骨盤までの動きがつながると、立ち上がりや抱っこが楽になりやすくなります。
3)恥骨まわりの引っぱり感への配慮
恥骨の痛みがある方は、無理なストレッチが逆効果になることもあります。痛みが落ち着く順番を大切にしながら、できることから進めます。
4)「抱っこのしかた」と「座り方」の小さな工夫
施術だけでなく、普段の動作を少し変えると戻りにくくなります。当サロンでは、赤ちゃんの安全を第一にしながら、できる範囲で提案します。
今日からできる、やさしいセルフケア
産後は「頑張る運動」よりも、「崩れにくい土台」を作るほうが合う方が多いです。次の中から、できそうなものを一つだけ選んでみてください。
- 左右どちらの腕でも抱っこする日を意識して作る(片側に偏りにくくする)
- 座るときは骨盤を立てる(背もたれにだらんと預けすぎない)
- 歯みがき中に、足をそろえて立つ(内側に体重をのせる意識)
- 痛みが出るストレッチは休む(「痛いのに伸ばす」は避ける)
- 水分と休息を優先する(眠れるときは眠る)
「全部やる」必要はありません。続けやすい一つで十分です。
まとめ:産後の体は、ゆっくり整えていい
恥骨まわりの痛みや、片側の重さ、背中の固さは、
育児と生活の中で起きやすい不調です。
当サロンでは、体の状態だけでなく、
抱っこや座り方など日常の流れも含めて、
無理のない整え方をご提案します。
「この痛み、いつまで続くんだろう」
「抱っこがつらいけど、我慢するしかないのかな」
そんな気持ちがある方は、ひとりで抱え込まず、
まずは今の体の状態を一緒に確認していきましょう。
子育てママの整体サロンでは、産後の体の不調に寄り添いながら、
日々の育児が少しでも楽になる体づくりをお手伝いしています。
※本記事は個人が特定されないよう、会話内容や表現を整えています。
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